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40代になると、運動不足は気になるものの、ジムに通う時間を作るのは意外と大変です。
仕事、家事、移動時間を考えると、まずは自宅で無理なく始める方が続けやすいです。
ただ、自宅トレーニングを始めようと思っても、次のようなことで迷いやすいと思います。
・何を買えばいいのか分からない
・高い器具を買って失敗したくない
・部屋が狭いので大きな器具は置きたくない
・膝、腰、手首に負担がかかるのは避けたい
この記事では、40代から自宅トレーニングを始める人向けに、まず揃えやすい器具を5つ紹介します。
結論からいうと、最初から本格的なマシンは不要です。
まずは、次の5つから選べば十分です。
- ヨガマット・トレーニングマット
- プッシュアップバー
- アブローラー
- ダンベル・可変式ダンベル
- ゴムバンド・トレーニングチューブ
40代の自宅トレーニングは「続けやすさ」が最優先
40代の自宅トレーニングで大事なのは、気合いよりも続けやすさです。
若い頃の感覚で、いきなり高負荷の筋トレを始めると、膝、腰、肩、手首に負担が出やすくなります。
特に自宅トレは、誰かにフォームを見てもらえるわけではありません。
そのため、最初は「追い込む」よりも、無理なく動ける環境を作る方が大切です。
自宅トレーニング器具も同じです。
高額な器具を買えば続くわけではありません。
むしろ、出し入れが面倒な器具、場所を取る器具、負荷が強すぎる器具は、使わなくなる可能性があります。
40代から始めるなら、以下のような器具が向いています。
・出しっぱなしでも邪魔になりにくい
・価格が高すぎない
・使い方が分かりやすい
・全身に使い回しやすい
・体への負担を調整しやすい
まずは「買ったけど使わない」を避けることが重要です。
関連記事:40代におすすめの自重トレ5選
自宅トレーニング器具を選ぶポイント
高すぎる器具から始めない
最初から高額な器具を買う必要はありません。
自宅トレーニングは、まず習慣化できるかどうかが問題です。
週1回も使わない状態で大型器具を買っても、部屋の荷物になるだけです。
最初は、数千円台から買えるものを中心に選ぶ方が現実的です。
ヨガマット、プッシュアップバー、アブローラー、ゴムバンドは比較的始めやすいです。
ダンベルは少し価格が上がりますが、長く使えるので、続けられそうだと感じてから買うのもありです。
収納しやすいものを選ぶ
自宅トレーニングでは、収納のしやすさもかなり重要です。
部屋に出しっぱなしにできるなら問題ありません。
ただ、家族と暮らしている場合や、リビングで運動する場合は、器具が邪魔になることがあります。
特に注意したいのは、ヨガマットとダンベルです。
ヨガマットは厚みがあるほど、丸めたときに太くなりがちです。
ダンベルは重量があるので、床に置く場所を決めておかないと邪魔になります。
「使いやすい」だけでなく、「片付けやすい」まで考えて選ぶ方が失敗しにくいです。
膝・腰・手首への負担を考える
40代の自宅トレでは、関節への負担を軽く見ない方がいいです。
腕立て伏せでは手首、腹筋ローラーでは腰、スクワットでは膝に負担が出やすいです。
器具を選ぶときも、負荷を上げることだけを考えるのではなく、体への負担を調整しやすいものを選ぶのが無難です。
たとえば、ヨガマットは膝や肘をつく動作で役立ちます。
プッシュアップバーは、腕立て伏せのときに手首の角度を調整しやすいです。
アブローラーは負荷が強いので、最初は膝をつく「膝コロ」から始める方が安全です。
家族の邪魔にならないものを選ぶ
自宅トレーニングは、家族の生活スペースとの相性もあります。
音が大きい器具、床を傷つけやすい器具、場所を取る器具は、使いにくくなります。
マンションや賃貸の場合は、静音性も見ておきたいところです。
アブローラーは静音タイプを選ぶと使いやすいです。
ダンベルは床に直接置くと音や傷が気になるので、マットの上に置く方が安心です。
40代の自宅トレーニングに必要な器具5選
1. ヨガマット・トレーニングマット
最初に買うなら、ヨガマットがおすすめです。
自宅トレーニングでは、床に膝、肘、背中をつく動きが多いです。
フローリングの上でそのまま腹筋やストレッチをすると、背中や膝が痛くなりやすいです。
特に40代から始める場合、床の硬さが気になって運動が嫌になることがあります。
その意味で、ヨガマットは「筋トレ器具」というより、続けるための土台です。
ヨガマットの厚さ比較
| 厚さ | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 3〜5mm前後 | 持ち運びたい人 | 軽い。丸めても細く、収納しやすい。 | フローリングでは膝や背中が痛いことがある。 |
| 6〜8mm前後 | バランス重視の人 | クッション性と安定感のバランスがよい。 | 商品によっては少し物足りない場合がある。 |
| 10mm前後 | 自宅で使う人 | 膝、肘、背中が痛くなりにくい。 | 丸めると太くなり、持ち運びには不向き。 |
個人的には、自宅で使うなら厚めが使いやすいです。
理由は単純で、フローリングの上に薄いマットを敷いても、膝や背中が痛いことがあるからです。
腕立て伏せ、膝つき腕立て、腹筋、ストレッチをするなら、厚めの方が快適です。
一方で、ジムやスタジオに持ち運びたいなら薄めの方が向いています。
ヨガマットでできること
・膝つき腕立て伏せ
・プランク
・腹筋
・スクワット前後のストレッチ
・股関節まわりのストレッチ
・アブローラーの膝当て代わり
最初は、ヨガマットを敷いて「毎日5分だけ動く」くらいでも十分です。
いきなり回数を増やすより、マットを敷く習慣を作る方が続きやすいです。
自宅用なら、まずは厚さ10mm前後のトレーニングマットが使いやすいです。膝や背中の痛みが気になりにくく、ストレッチにも使いやすいです。
2. プッシュアップバー
プッシュアップバーは、腕立て伏せをしやすくする器具です。
床に手をついて腕立て伏せをすると、手首が反った状態になります。
手首が硬い人や、普段運動していない人は、この姿勢がつらいことがあります。
プッシュアップバーを使うと、バーを握る形になるため、手首の角度を調整しやすくなります。
また、床に直接手をつくよりも体を深く下げやすいので、胸や腕に負荷をかけやすいです。
ただし、初心者がいきなり深く下げすぎると、肩に負担がかかることがあります。
最初は浅めの腕立て伏せで十分です。
プッシュアップバーの使い方
- ヨガマットの上にプッシュアップバーを置く
- 肩幅より少し広めにセットする
- バーを握って、体を一直線にする
- 肘を曲げて、ゆっくり体を下げる
- 無理のない範囲で押し戻す
初心者は、膝をついた腕立て伏せから始めるのがおすすめです。
通常の腕立て伏せがきつい場合でも、膝つきなら負荷を下げられます。
回数の目安は、5回〜10回を2セット程度で十分です。
「胸に効かせる」よりも、まずは肩や手首に痛みが出ないフォームを優先した方がいいです。
滑り止め付きで、グリップが太めのものが扱いやすいです。軽すぎるものより、床で安定しやすいタイプを選ぶ方が安心です。
3. アブローラー
アブローラーは、腹筋まわりを鍛えやすい器具です。
価格が安く、場所も取らないので、自宅トレーニング器具として人気があります。
ただし、40代初心者がいきなり立った状態から使うのはおすすめしません。
負荷がかなり高く、腰を反らせると痛める可能性があります。
最初は、膝をついて転がす「膝コロ」からで十分です。
アブローラーの使い方
- ヨガマットの上に膝をつく
- アブローラーを両手で握る
- お腹に軽く力を入れる
- 腰を反らせない範囲で前に転がす
- 戻れる位置までで止めて、ゆっくり戻す
大事なのは、遠くまで転がすことではありません。
腰が反らない範囲で行うことです。
最初は、ほんの少し前に転がすだけでも問題ありません。
回数も、5回程度からで十分です。
慣れてきたら、少しずつ距離や回数を増やします。
アブローラーの選び方
・膝マット付き
・静音タイプ
・ホイールが太い安定型
・グリップが握りやすいもの
細いホイールのものは、バランスを取るのが難しい場合があります。
最初は安定感のあるタイプを選ぶ方が無難です。
膝マット付き・静音・太めホイールのものが始めやすいです。腰に不安がある場合は、無理に深く転がさない方が安全です。
4. ダンベル・可変式ダンベル
自重トレーニングに慣れてくると、少し物足りなくなることがあります。
そのときに使いやすいのがダンベルです。
ダンベルがあると、腕、肩、背中、脚まわりのトレーニングがしやすくなります。
スクワットにダンベルを持つだけでも、自重より負荷を上げられます。
肩ならサイドレイズ、腕ならアームカール、背中ならワンハンドローイングなどに使えます。
固定式ダンベルと可変式ダンベルの違い
| 種類 | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 固定式ダンベル | とりあえず始めたい人 | 安い。扱いやすい。 | 重さを増やすたびに買い足しが必要。 |
| 可変式20kgタイプ | 初心者〜中級者 | 省スペース。重さを変えやすい。 | 本格的に鍛えると足りなくなる場合がある。 |
| 可変式40kgタイプ | 長く使いたい人 | 本格的な筋トレにも対応しやすい。 | 価格が高い。重量がある。 |
初心者向けなら、20kgタイプでも十分です。
腕、肩、胸まわりのトレーニングなら、かなり長く使えます。
ただ、本格的に続けるつもりがあるなら、40kgタイプも選択肢に入ります。
可変式ダンベルは、20kgタイプでも40kgタイプでも、置き場所の差はそこまで大きくありません。
どうせ同じようなスペースを取るなら、長く使える40kgタイプを選ぶ考え方もあります。
ただし、価格は上がるので、最初から無理に買う必要はありません。
ダンベルでできること
・ダンベルスクワット
・ダンベルデッドリフト
・アームカール
・ショルダープレス
・サイドレイズ
・ワンハンドローイング
40代初心者なら、まずは軽めの重量でフォームを確認する方が大事です。
重さを追いすぎると、腰や肩を痛めやすくなります。
最初は、10回できる重さで2セット程度から始めると無理が少ないです。
初心者は20kgタイプ、本格的に続けるなら40kgタイプを検討すると選びやすいです。最初から無理に高額モデルを選ぶ必要はありません。
5. ゴムバンド・トレーニングチューブ
フォームローラーは体のケアには便利ですが、「筋トレ器具」として見ると少し分かりにくいです。
そのため、この記事ではフォームローラーではなく、ゴムバンドをおすすめします。
ゴムバンドは、軽くて場所を取らず、価格も比較的安いです。
それでいて、肩、背中、お尻、脚まわりのトレーニングに使えます。
ダンベルほど重くないので、40代初心者でも扱いやすいです。
特にデスクワークが多い人は、肩甲骨まわりや背中を動かす種目に使いやすいです。
ゴムバンドでできること
・バンドプルアパート
・チューブローイング
・サイドウォーク
・スクワット補助
・肩まわりのウォームアップ
・ヒップリフトの負荷追加
背中を鍛えたい場合は、チューブローイングが使いやすいです。
足にバンドを引っかけて、両手で引くだけでも背中を動かせます。
お尻まわりを鍛えたい場合は、膝上にバンドを巻いてサイドウォークを行う方法もあります。
ダンベルと違って、軽い負荷から始めやすいのがメリットです。
ゴムバンドの選び方
ゴムバンドは、強度が複数入っているセットが便利です。
最初は弱めから使い、慣れてきたら少しずつ強いものに変えられます。
注意点として、ゴム製品なので劣化します。
ひび割れや傷がある状態で強く引っ張ると、切れる可能性があります。
使う前に状態を確認し、直射日光や高温多湿の場所に放置しない方が安心です。
強度別セットで、ドアアンカーやハンドル付きのものが使いやすいです。軽い負荷から始められるので、初心者でも取り入れやすいです。
初心者が最初に買うならどれ?
全部を一気に買う必要はありません。
40代から自宅トレーニングを始めるなら、優先順位をつけた方が失敗しにくいです。
最初に買う器具の優先順位
| 優先度 | 器具 | 理由 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 1 | ヨガマット | ほぼ全種目で使える。床の痛み対策になる。 | 最優先 |
| 2 | プッシュアップバー | 腕立て伏せを続けやすい。 | 高い |
| 3 | ゴムバンド | 背中、肩、脚に使いやすい。 | 高い |
| 4 | アブローラー | 腹筋まわりに使えるが、負荷は高め。 | 慣れてから |
| 5 | ダンベル | 長く使えるが、価格と置き場所を考える必要がある。 | 継続できそうなら |
まず買うなら、ヨガマットです。
これはほぼ迷わなくていいです。
マットがあるだけで、腕立て伏せ、腹筋、ストレッチ、プランクがやりやすくなります。
次に買うなら、プッシュアップバーかゴムバンドです。
腕立て伏せを中心にしたいならプッシュアップバー。
背中や肩まわりも動かしたいならゴムバンドです。
アブローラーは、慣れてきてからで十分です。
ダンベルは、継続できる見込みが出てから買う方が無駄になりにくいです。
- ヨガマット
- プッシュアップバー
- ゴムバンド
この3つがあれば、自宅トレーニングはかなり始めやすくなります。
最初から買わなくてもよい器具
自宅トレーニング用の器具はたくさんあります。
ただ、初心者が最初から買わなくてもよいものもあります。
ベンチ台
ベンチ台は、ダンベルプレスやワンハンドローイングなどに使えます。
ただ、場所を取ります。
最初から買うより、ダンベルを使う習慣ができてから検討すれば十分です。
懸垂バー
懸垂バーは背中を鍛えるには便利です。
ただ、設置場所の問題があります。
ドア枠に取り付けるタイプは、家の構造によって使いにくい場合があります。
賃貸やマンションでは、傷や安全面も考える必要があります。
初心者が最初に買う器具としては、少しハードルが高いです。
大型マシン
ランニングマシンやホームジム系の大型器具は、置き場所と価格の負担が大きいです。
運動習慣ができていない段階で買うと、使わなくなる可能性があります。
まずは小型器具で続けられるか確認した方が現実的です。
高額な可変式ダンベル
可変式ダンベルは便利です。
ただし、いきなり高額モデルを買う必要はありません。
週2〜3回続けられるようになってからでも遅くありません。
ただ、本格的に自宅トレを続けるつもりがあるなら、40kgタイプを選ぶ価値はあります。
20kgタイプと比べても、置き場所の差はそこまで大きくないからです。
まとめ|40代の自宅トレは最低限の器具で十分始められる
40代から自宅トレーニングを始めるなら、最初から本格的な器具を揃える必要はありません。
まずは、続けやすい環境を作ることが大事です。
要点をまとめると、以下の通りです。
- 最初に買うならヨガマット
- 自宅用なら厚めのヨガマットが使いやすい
- 腕立て伏せを続けるならプッシュアップバーが便利
- アブローラーは膝コロから始める
- ダンベルは20kgタイプが初心者向け、長く使うなら40kgタイプもあり
- 筋トレ目的なら、フォームローラーよりゴムバンドの方が分かりやすい
大事なのは、器具を揃えることではなく、無理なく続けられる形にすることです。
まずはヨガマットを敷いて、5分だけ動くところからでも十分です。
慣れてきたら、プッシュアップバー、ゴムバンド、アブローラー、ダンベルを少しずつ足していくと、自宅トレーニングの幅が広がります。


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