iPhoneの購入時に付いてきた付属品の充電器を使っている方、充電時間が長くてイライラしていませんか?
寝る時に充電し忘れて、朝方見てみたら充電残量が30%を切ってる・・・
なんてことはありませんか?
そんな時に急速充電できれば幸せじゃないですか??
今回はiPhoneの急速充電のやり方や注意点についてご紹介します。
急速充電とは?
iPhone 8 以降のモデルでは急速充電が可能です。
※それ以前のモデルだと急速充電には対応していません。
従来の付属の充電器 5V / 1A ですが、これでは急速充電できません。
急速充電できる規格が 「USB-PD」
付属の充電器に比べて約2倍のスピードで充電することが可能です。
5V / 1A ・・・ 購入時に付いてくる純正の充電器
このちっこいやつですね。
これはiPhone XR に付属していたものですが、iPhone 11 PRO / PRO MAX には急速充電に対応した充電器が付属されています。
※iPhone 12シリーズには充電器が付属されていません。
USB-PDとは?
USB-PDとは最新の充電規格の一つです。
特徴としては
USB-Cに対応した給電規格
標準的な給電規格に比べて、約20倍のパワー
USB-typeCに対応
USB-PDは、一緒に使用するケーブルは「USB-typeC」に対応しています。
ケーブルの規格は色々あって分かりにくいと思います。
通常のパソコンに接続しているマウスやキーボード等はUSB-typeAが多く、
皆さんも見慣れたケーブルだと思います。
USB-typeCは比較的最近メジャーになってきており、今後、これが主流になっていきそうです。
従来のUSB-typeAよりも転送速度がかなり早く、形状的に上下左右の違いがありません。
比べてみるとすぐ分かりますね。
従来の約20倍のパワー
USB-PDでは最大100Wまで対応可能です。
従来のiPhone付属充電器では、5W/1Aまでの出力にしか対応しておらず、
同梱されている純正ケーブルもそこまでしか対応していませんでした。
USB-PDにより、5W ⇒ 100Wへの対応なので、約20倍のパワーってことです。
急速充電に対応しているApple製品
以下のモデルの iPhone や iPad は高速充電できます。
iPhone 8、iPhone 8 Plus 以降
Apple HP より引用
iPad Pro (12.9 インチ) (第 1 世代以降)
iPad Pro 11 インチ (第 1 世代以降)
iPad Pro 10.5 インチ
iPad Air (第 3 世代)
iPad mini (第 5 世代)
iPhone 8 以降、すべてのiPhoneで急速充電が使えます。
なので、後は充電器とケーブルを揃えれば、すぐに急速充電が可能です。
iPhone 11 PRO / PRO MAX は、購入時に付属している充電器とケーブルで急速充電が使用可能となっています。
私はiPhone XR なので、新たに充電器とケーブルをAmazonで購入しました。
高速充電するのに必要なもの
iPhone 8 以降のモデルで高速充電するのに必要なものは
・USB-C to Lightningケーブル
・USB-PD対応 急速充電器
この2つがあれば、すぐに高速充電することができます。
どちらも検索すると色んな種類が出てきて、どれを選べば良いか分からないですよね。
なので、私が購入したものをご紹介します。
USB-C to Lightningケーブル を選んだ理由
私が選んだのはコチラ
ESR USB-C – Lightningケーブル、 MFi認証取得 1m
Amazon ¥1,124 (2020/8/31現在)
この商品を選んだ理由は、
・MFi認証を取得している
・5,000回以上の耐久テストをクリア
・USB-PD対応
USB-PD対応は必須なので、皆さんは検索される際にこの項目を見落とさないよう気を付けてくださいね。
耐久性
純正ケーブルにありがちなのが、耐久性問題。
充電ケーブルは毎日使用するものなので劣化が激しいのはしょうがないですが、
できれば壊れてほしくないですよね。
この商品はケーブルをナイロンで二重編みしていて、柔軟性を持ちつつ耐久性を高めています。
これでケーブルが断線したり、差込口が割れたりといった心配は無くなると思います。
MFi認証
MFi認証とは、アップル社が他社(サードパーティー)製アクセサリ(製品)と iPhone や iPad 等との互換性を保証する認証の事です。
早い話、他社製であっても問題なく使えるよ~とアップルが保証してくれてるってことです。
MFi認証を受けていない製品だと、充電異常を起こしたり、iOSアップデートによって使用不可になる可能性があります。
なので、購入時はMFi認証を受けている製品を選ぶようにしてくださいね。
USB-PD対応 急速充電器
私が選んだのはコチラ
PD 充電器 RAVPower Type C 急速充電器 65W USB-A + USB-C 2ポート Amazon ¥3,448 (2020/8/31現在)
この商品を選んだ理由は
・単ポートで最大65W出力が可能
・USB-A と USB-C の2ポート
・小さくて軽い
・USB-PD対応
単ポートで最大65W出力が可能
意外にこの機能が大事です!
様々なメーカーが急速充電器を販売していますが、単ポートで65W出力が可能な急速充電器は案外少ないです!
例えば、有名なメーカーのAnkerの製品だと
Anker PowerPort Atom III (Two Ports) ですが、2ポート、最大60Wと書いてます。
注意すると、合計最大60Wと書いています。
①USB-Cポート最大45W出力が可能、②USB-Aポート最大15W出力が可能という意味です。
iPhone を急速充電するには、iPhone が対応する上限である18Wが望ましい。
従来のUSB-Aのケーブルだと15Wしか出力されず、急速充電には対応していません。
この場合は、「USB-C to ライトニングケーブル」を購入すれば解決です。
ですが、iPhone と一緒に他の製品も充電したい方は注意が必要です。
このRAVPowerの商品は最大65Wを2ポートで適切に配分してくれます。
Anker製品のようにポート毎の最大出力が決まっていると、急速充電がうまくできない可能性もあります。
※注意:2ポートを同時に利用して充電する場合、USB-Cポートの出力が45W以上なら、それぞれの出力は60Wと5Wになり、合計出力は65Wになります。
Amazon価格¥1,780 2020/10/27時点
USB-A と USB-C の2ポート
これが意外に重要でした。
iPhone の急速充電以外にも、ワイヤレスイヤホンの充電なども一緒にしたかったので。
iPhone 以外の製品って、まだまだUSB-Aが多いので、USB-AとUSB-Cがあると非常に便利です。
小さくて軽い
サイズ:約5.5 x 5.5 x 3.15 cm 120g
MacBook Pro の純正充電器より小さく、コンセント部分は折り畳み可能。
急速充電は80%まで
急速充電は0 ⇒ 100%までをずっと急速充電するわけではないです。
リチウムイオン電池を搭載した電子製品は70、80%までは急速充電を行い、以降は故障を避けるために通常の充電速度に管理されます。
なので、70~80%を超えた辺りから充電速度はガタ落ちします。
イメージとしてはiPhone を0から充電を開始したとして、
30分間で約50%
1時間で約80%
といった感じになります。
なので、朝充電が無いことに気付いた時に、30分だけでも充電するとめちゃくちゃ重宝します。
まとめ
・iPhone 12シリーズからは20W以上の出力が可能な充電器がApple推奨
・iPhoneのみ充電ならApple純正が安い 2,000円
・他の製品も一緒に充電したいならRAVpower製品がオススメ
・充電器の出力表示に注意!単ポートで20W以上出力可能かどうかの確認を
コメント